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赤い色素の透明せっけん とTips [▼手作り石鹸のツボ]

ばーん
「プラ」マークばっちり

赤い透明せっけん

先日のアンデリーズさんの講座で作った赤い色素の透明せっけん、10/2の余りタネ分をいただきました。
いい色出ています。
皆さんで分けたあとのお鍋の残りなので膜や鍋縁にくっついてたものがせっけんの上にたまっていますが(下写真)、全体としては問題ありません。

このレシピは小分け時にすぐ膜ができるほどの固まりやすさなので、持ち帰り中に冷めながらシャバシャバ揺られると空気が入って少し白くなったかもしれません。
気になる方は溶かして固め直し(今度はそーっと冷却)に挑戦していただくのもアリです。
(あ、本講座の趣旨は赤い色素の抽出で、透明せっけんは色素を活かす実習です。)


透明せっけん作成の一般論として、
オイルの配合以外で、固まりやすさと固まった直後の透明感は主にレシピ中のアルコールの比率によって大きく差が出ます。アルコールが多いと固まるのが遅くて初めの透明度が高く、少ないと固まるのが早くて透明度は低めになりますが、固形せっけんとして使いやすい程度まで乾燥させると透明度の差はわからなくなり、アルコールが多いものほど縮みによる変形が大きくなります。
コストや乾燥後のことを考えるとできるだけアルコール少なくしておきたいのですが、そもそも透明であること(不透明にならないこと)を達成するには、アルコールが多い方が失敗が少ないので、悩ましいところですね。

赤い透明せっけん

最近透明せっけんが流行っているせいか、なぜ透明にできるのか、オイルの配合、透明化用のオプション材料の配合、オリジナルレシピを作れるようになるヒントをお話しする「王道透明せっけん」講座へのお問い合わせが増えています。
これは私の持論ですが、透明せっけんは手順よりレシピ! レシピがちゃんとしていて、手順の中で外してはいけないポイントだけしっかり押さえておけば、作業の順番はかなり適当でも同じ結果が得られます。

アンデリーズさんでの1月以降のスケジュールに組み込めるかどうか、只今検討中です。王道透明せっけんでの勉強を踏まえて本当に大胆にレシピと手順をアレンジするバージョンも検討中です。

そういえばこのところ本ブログで講座のご案内をしていなかったです。ごめんなさい。
1〜3月の概要が決まり次第、11月からのものも合わせてのご紹介をいたします。しばらくお待ちください。

アレから赤色色素を抽出する講座の見本せっけんたちとともに。
型だし・カットしたての透明せっけんをラップや真空パックにすると表面が白くなるのを防いで長時間クリスタルクリアな透明感を保つことができるのですが、もちろん乾燥が進まないので未完成品であり、固形せっけんとして使えるようになりません。このようにご紹介するのは少々卑怯かなぁと思わなくもない今日この頃。
ところでCPと重ねたせっけんがモンスターボールに見える病気につける薬を紹介してください涙
赤色色素抽出講座の見本せっけん

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