青梅と浸透圧の話、続き [▼ゆりくまの台所]
青梅の梅シロップ、完成してます♪
しわしわ梅もたくさん
しわしわ梅をそのままかじっても美味しいですが、ジャムや甘露煮にしていただくのもよいです。
今回はとりあえず保存用に砂糖をまぶして冷蔵しつつ、一部を以前このブログでも紹介したことのある茶梅にしました
アールグレイとレモンバーベナのブレンドティーで、作り方は少し変えて、ひたひたのお茶でふっくらするまで煮て(お茶はときどき補充)、最後にお砂糖を加えました。
ここでキッチンサイエンス、浸透圧の話再び!
しわしわ梅がふっくら戻るのも、浸透圧の効果です。
浸透圧の説明は前の記事を見てね
http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2017-06-21
梅シロップのシロップは、糖分何パーセントくらいでしょう?
糖度計は持ってないのでイメージで書いちゃいます
シロップの仕込みは梅と氷砂糖を同量なので、瓶の中の糖分は50%です。
梅から水分が出て溶けたシロップは、仕込み4kg(梅2+砂糖2)に対して約2.8リットルできあがりました。比重が大きいので重さは3kg以上あると思いますが、仮に3kgとしても、水分1kg+砂糖2kg計算なので、ざっくり65%くらいの糖分でしょうか
シロップから引き上げたしわしわ梅は水分が吸い出されていますが、逆に糖分が浸入しているはずです
65%には満たないと思いますが、酸味をほとんど感じさせないくらいの甘さがついています。
煮込んで戻す時は、シロップをつけるときの逆、糖分ゼロのお茶が、たっぷり糖分を含んだ 実の中へ、浸透圧の作用で浸みこんでいきます。
そんなこと知らなくても美味しい茶梅ができるので、ぜひお試しください(笑)
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2017-07-12 15:23
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