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超簡単な透明石けんの作り方(リンクのみ) [▼手作り石鹸のツボ]

簡単透明石けん

秋らしくなってきたと思ったら、もう9月が終わってしまう[あせあせ(飛び散る汗)]
instagramでちょこっと描いた絵日記が一部にウケた8月、FBの透明石けん動画にたくさんメッセージをいただきお返事に追われた9月という感じでした。

歳のせいか最近は疲れて夜活できなくなってしまいました。
ゆるゆるペースですが生きてますので気長にお付き合いください


FBでは、けん化後の保温をしない、15分で型入れする透明石けんを作る様子をライブ配信しました。
通信不具合で型入れ直前でライブが切れてしまうトラブルはありましたが、エッセンスはお見せできたと思います。
自分用の石けん作りの様子なのでレシピや管理の細かいことはお話ししていません。
でもどのレシピでも使える手順で、他の作り方でコツをマスターしている方ならできちゃうと思います。
というくらい簡単です

余裕のあるときに、もうちょっと詳しく丁寧に、な動画を作ろうかなと思っています。
それまでは▼こちらのリンクから、ぜひご覧ください
https://www.facebook.com/kumamasoap/videos/1601795316509469/

どうしてこういうこと(ライブ配信とか)を始めたのかの理由やこの頃思うこと、ゆりくまが今後どんなスタンスで活動をしていきたいかということを、また改めて整理してお伝えしたいと思います。
そういうこと書きたい
いっぱい

てなわけで、明日は久しぶりのフィトピグメント講座です。
がんばるぞー

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アロエの石けん、ピンクになる下処理 [▼手作り石鹸のツボ]

IMG_9080.JPG

ピンクのキダチアロエの石けん、カットしたて。

精製マカダミアナッツ油 70%、ココナッツ油 20%、パーム油 10%
水分の三分の一をキダチアロエジュースに置き換え。キダチアロエジュースは苛性ソーダ水とは混ぜずに用意して、初めにオイルに入れてけん化を始めました。

<追記>
この石けんに使ったアロエジュースを下処理前の生アロエ(下記【2】)に換算すると、オイル100グラムあたり24グラムになりました。500グラムのバッチサイズなら100〜120グラムのアロエからジュースを作ることになります。葉の大きさによりますが、中くらいので4〜5本程度でしょうか。ご参考まで
<追記終わり>

この石けんのぐるぐる即興ライブ(instahgram)はその後のストーリーでの配信を含めて200人近い方にご視聴いただき、ありがとうございました。
型入れまではややピンクになってきたかな?という感じで、ハラハラさせたかもしれませんが、保温中にしっかり変化していました。

今後もちょっとしたライブ配信をしていきます。
よろしければinstagram @kumama_yurikuma をフォローくださいませ
FBページ HandmadeSoapくまま でもお知らせや配信をしていきます。

今回のアロエの下処理は写真でご紹介します。
自分はピンクにならなかったというお声も多くいただいたので、参考にどうぞ。

■□■ キダチアロエの下処理(アロエベラも同じ)■□■

中くらいのキダチアロエの葉、10本を使いました。
【2】の時点で320g、【4】のジュースが250g、【6】で150g でしたが、【5】でアクと一緒にすくってしまう水分や差し水の加減でできあがりの量は変わってくると思います。
ちょっと差し水が少なかったかなという印象です。

IMG_9067.JPG 【1】アロエの葉のトゲの部分を削ぐようにとります

※中のゼリーをそぎ取る時や乾燥茶等にするときに必要ですが、今回は本当はなくてもよい工程です
IMG_9068.JPG 【2】小さく切ります

※この状態で冷凍保存できます。アロエ茶ならもう少し薄く切って乾燥します
IMG_9069.JPG 【3】皮ごとミキサーにかけてジュースにします

意外なことにジュースにしてしまうとサラサラでとろみはほとんどありません
IMG_9070.JPG 【4】ガーゼや布巾などで漉して固形分を取り除きます
IMG_9071.JPG 【5】ジュースを火にかけて沸かし、浮いてくるアクを取り除きます
アクが出なくなるまで続けます
目安 30分程度ですが、アクが出なくなればやめていいです
煮詰まって減ってくる分は、時々 精製水を差して補います
IMG_9072.JPG 【6】アクを取ったジュースにも固形分が分散しているので目の細かいフィルターで漉します
すぐ使わない分は冷凍して保管します

※常温保存ができないので防腐剤を添加しない場合は解凍も冷蔵庫で


ポイントは「皮ごと」です。

ピンクになるのは緑の表皮に多く含まれているアロインという成分です。アロエの葉の切り口の汁が赤茶色くなっているのを見たことがあれば、その色の成分がアロインです。
アロインはお腹が緩くなる成分で、効き目が強いため成分としては日本では医薬品扱いで、例えばアロエベラの葉肉を食品として流通させるには表皮を取り除かなければいけません。(なぜかキダチアロエはお目こぼしされていますが、食べるのなら十分注意ください)

なのでアロエベラのジェルや、キダチアロエも包丁で中身のゼリーだけを取り出したものの場合はアロインがほとんど含まれないので、石けんに使ってもピンク色がつきません。
どうしても皮ごとはイヤという場合、包丁で削いだ皮の方に残っているものをスプーンでしっかりこそげ取ったジュースを合わせて使えばある程度の効果はあります。
Enlight6.jpg

皮ごと処理することでピンク成分は取り出せているので、石けんに入れる場合は【4】でもっと目の細かいもので漉したジュースをそのまま使っている人も多くいらっしゃると思います。ただこの段階では緑が残るので、緑が勝ってしまうとピンクが見えにくくなるかもしれません。

今回は、多めにできてしまうこともあり、使い切れない分は化粧水に入れてもいいなということで、上記の手順【5】でアクを取りました。アクと一緒に緑色の分散物も取れてしまうので黄色い液体になります。
チマチマとアクをすくいましたが、時間かかるし熱いし量も減ってしまうので、少量の場合はアクが増えなくなるまで十分煮沸したら【6】で一気に漉してしまうのでもいいと思います。

ここでアレルゲンがある程度取り除かれるとされていますが、取り除かれるのはチクチクを感じることのあるシュウ酸カルシウムの針状結晶で、アロインはそのまま残ります。また、葉肉には他にもアレルゲンになる成分があるとのことなので、過信は禁物です。パッチテストをお忘れなく。

アロエ皮膚炎について
http://kanja.ds-pharma.jp/health/hifuen/p30.html

※上の手順は「アロエ物語」さんのエキスの作り方(工場のレシピとのこと)参考にしました。
ただ、最後にもう一度漉す部分など説明が抜けていると思われるところがあります。
http://aloe100.jp/history/howtouse/leaf/pdf/leaf01.pdf

今は自分でアロエを育てていないので、初めてアロエ石けんを作ったのはもう覚えていないくらい昔でようやく2回目でした。
自分用にシンプル豪華石けんなので、熟成楽しみです。

IMG_9079.JPG

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赤い色素の透明せっけん とTips [▼手作り石鹸のツボ]

ばーん
「プラ」マークばっちり

赤い透明せっけん

先日のアンデリーズさんの講座で作った赤い色素の透明せっけん、10/2の余りタネ分をいただきました。
いい色出ています。
皆さんで分けたあとのお鍋の残りなので膜や鍋縁にくっついてたものがせっけんの上にたまっていますが(下写真)、全体としては問題ありません。

このレシピは小分け時にすぐ膜ができるほどの固まりやすさなので、持ち帰り中に冷めながらシャバシャバ揺られると空気が入って少し白くなったかもしれません。
気になる方は溶かして固め直し(今度はそーっと冷却)に挑戦していただくのもアリです。
(あ、本講座の趣旨は赤い色素の抽出で、透明せっけんは色素を活かす実習です。)


透明せっけん作成の一般論として、
オイルの配合以外で、固まりやすさと固まった直後の透明感は主にレシピ中のアルコールの比率によって大きく差が出ます。アルコールが多いと固まるのが遅くて初めの透明度が高く、少ないと固まるのが早くて透明度は低めになりますが、固形せっけんとして使いやすい程度まで乾燥させると透明度の差はわからなくなり、アルコールが多いものほど縮みによる変形が大きくなります。
コストや乾燥後のことを考えるとできるだけアルコール少なくしておきたいのですが、そもそも透明であること(不透明にならないこと)を達成するには、アルコールが多い方が失敗が少ないので、悩ましいところですね。

赤い透明せっけん

最近透明せっけんが流行っているせいか、なぜ透明にできるのか、オイルの配合、透明化用のオプション材料の配合、オリジナルレシピを作れるようになるヒントをお話しする「王道透明せっけん」講座へのお問い合わせが増えています。
これは私の持論ですが、透明せっけんは手順よりレシピ! レシピがちゃんとしていて、手順の中で外してはいけないポイントだけしっかり押さえておけば、作業の順番はかなり適当でも同じ結果が得られます。

アンデリーズさんでの1月以降のスケジュールに組み込めるかどうか、只今検討中です。王道透明せっけんでの勉強を踏まえて本当に大胆にレシピと手順をアレンジするバージョンも検討中です。

そういえばこのところ本ブログで講座のご案内をしていなかったです。ごめんなさい。
1〜3月の概要が決まり次第、11月からのものも合わせてのご紹介をいたします。しばらくお待ちください。

アレから赤色色素を抽出する講座の見本せっけんたちとともに。
型だし・カットしたての透明せっけんをラップや真空パックにすると表面が白くなるのを防いで長時間クリスタルクリアな透明感を保つことができるのですが、もちろん乾燥が進まないので未完成品であり、固形せっけんとして使えるようになりません。このようにご紹介するのは少々卑怯かなぁと思わなくもない今日この頃。
ところでCPと重ねたせっけんがモンスターボールに見える病気につける薬を紹介してください涙
赤色色素抽出講座の見本せっけん

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