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ハンガリー女王のハーブ・インフューズドオイルの石けん(途中経過) [├ インフューズドオイル]

ハンガリーウォーター(チンキ剤)を作るときにハーブを多めにブレンドし、一部をオイル抽出して石けんにしてみました。


使用したハーブはローズマリー、レモンピール、ペパーミント、オレンジフラワー、ローズペタル、ジュニパーベリーです。
ハンガリーウォーターはローズマリーが入ったチンキ剤ということ以外の本当のレシピは正確に伝わっていないとのことで、いろいろなレシピを見た中から適当にさわやかそうなものでブレンドしてみました。


オイルの緑色、香りもローズマリーが前面に出ていました。ただハーブの1/3くらいなので、ぐるぐる中に濃厚ローズマリーオイルのときのような衝撃はありませんでした。良かったような、期待はずれなような。灰緑色になるのは入れすぎなのかな?効きそうでいい色なのだけど。


きれいなメロンシャーベット色で、現在熟成中。
緑っぽい奥に柑橘系とミントが漂う、結構さわやかな香りになっています。
チンキ剤ができあがる頃にはこの石けんも使えるようになります。女王様気分を味わえるかしら~。

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TetraRoses途中経過 [├ インフューズドオイル]

いつか到達したい!究極の薔薇づくし石鹸を作るための実験石鹸、途中経過です。

色や香りがどうなるか確かめたくて、ローズレッドのインフューズドオイル、ローズウォーター、BG抽出液、そしてローズペタルを入れてみました。

■ローズレッドのインフューズドオイル(エタノール併用抽出)

かき混ぜてハーブが散るときれいな赤に見えますが、実はオイルにほとんど色は出ません。
香りは少しうつるかな。これでは石鹸完成まで残らないなと予感できる程度の微香です。

■ローズウォーター
キッチンで自作のローズウォーターを水分として使います。
苛性ソーダを入れて、特に変色などはありませんでした。香りは・・・ 苛性ソーダを溶かしている最中にふわっとローズの香りが立ち上り、その後は草のような青っぽい香りになりました。香りの変質というより、温度があがったことでローズらしい香りの部分が飛んでしまったという感じです。冷やして温度が上がらないようにしたらどうだろう(次回までのメモ)。

■ローズBG抽出液
水分の15%くらいをBG抽出液にしました。BGはグリセリンに似たジオールなので入れすぎるとべたっとする懸念があり、どの程度まで入れられるのか試行錯誤中。このくらいなら大丈夫そうな気配です。
トレース前のタネに抽出液を入れたらそれまでクリーム色だったタネが赤茶色→黄緑茶色?になり、ちょっとあせりましたが、型出ししてみたら白でした。

■ローズペタル(レッド、荒挽き)
茶色になるのは確実ですが、まあ一回くらい本気で入れてみてもいいかなと。

そして現在熟成中です

色の比較のために白いところも残しました。
ローズペタルは荒挽きにしたためか、ハーブからだんだん染み出るような色の出方をしています。この感じ、ローズヒップに似ています。はじめ緑色が染み出てくるのですが、空気に触れたところから茶色になっていきます。写真はカットしたてなので中心のほうが緑色です。

香りは、薔薇って感じじゃないけれど、重い甘めの香りがしています。ジャスミンをインフューズドオイルにした石鹸に似ています。お花の香りの重い部分だけ残ってしまうのかな?

見た目はかなり気持ち悪くなりそうですが、実験石鹸としてはがんばったほうなので完成が楽しみです。

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いろいろ抽出中 [├ インフューズドオイル]

石鹸ぐるぐるする計画は構想がまとまらないのですが、オイルは準備中です。

後ろのほうに見えている黒いのは、O嬢さんからいただいた紫紺をウルトラ抽出中の椿油。彼女の紫根のヨーグルト石けん*sexy berryの色に魅せられ、早速漬けてみました。ちょっと紫紺の量に対してオイル入れすぎのようで写真では黒いですが、透けて見える程度の赤色。クリームにもできるといいなということで椿油です。

右端はジャスミン冷浸中のハイオレひまわり油。香りが移るといいな♪

左側、小さい瓶2個は、カレンデュラ。ハーブとしては特記無いです。
ポイントはオイル。MCT(中鎖脂肪酸の油脂)を使用しています。性能的に浸出油つくりに向いているのではということで、試させていただくことになりました。マカダミアナッツ油と比べてみることにします。軽くて浸透性がよいと考えられるため、重たいアボカドオイルなどにブレンドしてみるのもいいかなと思います。


カレンデュラとジャスミンは冷浸法で。
光に当たらないようアルミホイルでガードして、日当たりの良いところにおいておきます。

中鎖脂肪酸、市販では日清のヘルシーリセッタ(特定保健用食品)のCMで聞いたことがある方も多いと思います。
ココナッツ油やパーム核油に少量含まれる、カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)のトリグリセリドで、消化器官から直接肝臓に運ばれてごく短時間で分解され、エネルギーになりやすいという特徴から、未熟児の栄養補給や術後の治療食に使われているものです。ヘルシーリセッタはキャノーラ油の一部を中鎖脂肪酸に交換したものですが、今回使わせていただいているのは全部が中鎖脂肪酸というもの(食用)。
※C8とC10の比率は違うと思われますが、キャリアオイルの分留ココナッツ油はこの2つの脂肪酸が非常に多く含まれるとのことです。
※カプリル酸、カプリン酸は石鹸向きではないので、クリームやマッサージに使ってみます。
ココナッツ油はこの2つの脂肪酸を含むために刺激性があるといわれますが、それは遊離脂肪酸になった場合のことで、トリグリセリド(油脂)の状態であれば上記のようにキャリアオイルとしても使われるものです。

日清OILIO ヘルシーリセッタ
http://www.nisshin-oillio.com/healthy/shouhin_r.shtml
最近よく聞く中鎖脂肪酸とはどんなものですか
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/chie/421.html

▽大変勉強になる本ですが、各オイルの説明で鹸化価が示されていないことが多いので、ソーパーとしてはちょっと(いや、かなり)不満

アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典

アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典

  • 作者: レン プライス, イアン スミス, シャーリー プライス
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本


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