キッチンソープ recovered [├ 粉石けん・リバッチ石けん]
廃油、ホットプロセス鹸化、塩析、のキッチンソープ。
オイル1kgで、牛乳パック 約2本分です。
一回目の塩析で超ポロポロ石鹸を作ってしまったのですが、やり直しでなんとかツルツル固形石鹸になりました。
いくつか写真をとった中から、塩析のポイント的なところをピックアップして紹介します。
リバッチ石けんの作り方(少量編) [├ 粉石けん・リバッチ石けん]
固形石けんを一度とかして違う形や香りに作り変える、いわゆる「リバッチ法」
滑らかできれいな石けんにしたいと思えば思うほどぼこぼこふわふわになってしまって、もう嫌だ!という経験のある方は少なく無いはず。。。
もそもそになってしまう原因は、加熱が不均一&不十分で上面が冷めて固まってしまうこと、水分不足かと勘違いして水を加え過ぎて泡だちやすくしてしまうこと、融け切っていないのにかき混ぜすぎて空気を含ませてしまうこと、などがあるかと思います。
そんな課題を解消しつつ、なるべく簡単、短時間、ということに留意して考えた手順を紹介します。(いや、私が考えた!とまでは言い過ぎかもしれないけど)
比較的少量の取り扱いに向いた方法かと思います。
作業時間は、乾燥時間等を除いて、1時間程度です。
完成品は前回紹介したこちらの石けん。
白い石けんとピンクの石けんの2種類を組み合わせています。
オールド石鹸・粉石けん(手抜き編) [├ 粉石けん・リバッチ石けん]
在庫石けんの箱を開けたので、久し振りに固形石けんから粉石けん(塩析あり)を作りました。
引っ越し以来開封していない箱も開けたので、インターバル2年以上ではないでしょうか。
もちろん廃油からの塩析石けんはたくさん作っているので、以前に実験記事などを書いた頃に比べると手順もだいぶ手抜きになっています。少し写真を撮ったのでアップしておきます。
合わせてリバッチのコツ的なこともメモしておくのでご参考ください。
過去のまとめ、実験記事はこちらから
http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2010-10-12mokuji
-------------------
追記: 粉石けん作りにかかる時間について御質問がありました。
場合わけしてみたのでおおよその参考にしてください。
1) 石けんを作る過程
-- 新油、廃油から鹸化させる(ホットプロセス) ・・・ 3〜4時間
-- 固形石けんを溶かす(過剰油脂を鹸化する)・・・・・ 3〜4時間
-- 固形石けんを融かす(鹸化無し) ・・・・・・・・・ 1〜2時間
2) 塩析するかどうか
-- 塩析 1回につき・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30分
-- 塩析無し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0分
3) 炭酸塩を混ぜ、混ぜる過程 ・・・・30分 〜 2時間(時間の許す限り)
4) 乾燥後、粉に粉砕する ・・・・・・30分 〜 2時間 (前にかけた手間と道具次第)
事前に作っておいた石鹸を融かして炭酸ソーダ混ぜて粉にするだけなら最短コースで正味4-5時間というところでしょうか。
--------------------
◇■◇ オールド石鹸から粉石けんを作るメモ 2011 ◇■◇
■リバッチ段階
手作り石けん : 約 1kg
苛性ソーダ : 15g
食塩 : 15g
水 : 500cc
※5.5リットルのパスタ鍋を使っています。
刻んだ石鹸と苛性ソーダを溶かした水分、食塩を鍋にいれ、湯煎にかけます。
手作り石けん講座案内 |
FBページ HandmadeSoapくまま | クリック応援ありがとうございます |