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塩石けんは保管注意 [▼手作り石鹸のツボ]

残暑お見舞い申し上げます

間が空いてしまいましたが、この期間はいつになく自分と家族用の石けんは作っていました。
ぼちぼちと載せていければと思います。

さて、梅雨が明けた7月下旬、新しく作った石けんを乾燥させるために石けん一時置き場の木箱の覆いを外したところ。。。

個包装しないで放置していたハーフソルトバーが大変なことになっていました。
2つ前のエントリーに書いた、ヒマラヤンピンクソルトの石けんです

梅雨越しの塩石けん

矢印のところ、くぼみに水がたまっています
下に敷いていたキッチンペーパーと新聞紙も端まで水を吸ってしっとり

一緒に置いてあった他の石けん達も湿った紙の上に置かれていた、という状態です。

ハーフソルトバーや塩をたくさん入れた石けんは、湿気を吸い寄せます。
グリセリンが空気中の水分を引き寄せるので〜 なんていいますが、そんなもんの比じゃありません。

塩石けんは、十分乾燥したら早めに湿気を遮断できるような包装をしましょうね(反省)

とはいうものの、ハーフソルトバーに限り、湿気を吸い寄せた石けん自身は全く熔け崩れせずシャキッとしているので、水分拭き取ったら何事もなかったように普通に使ったり保管したりできてしまうのです。
バスルームでもその存在感は抜群で、他の手作り石鹸たちがだんだん白く柔らかくなっていくなか、びしっシャキッとしています。異様さすら感じます。一見の価値ありです。

包装して保管しようというのは、周りの紙や石けんに迷惑だから、という感じです。
まあ、ソフトオイルの多いふつうの手作り石鹸の場合、個包装せず湿気の多い場所に放置すると劣化しやすく、酷いとドロドロになってしまったりするので、どんな石けんでも湿気を避けて保管するのが賢明です。

ハーフソルトバーのレシピや作り方のコツはこちら
https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31

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どくだみ2019 [└ ハーブ活用]

どくだみチンキ

どくだみのチンキを漬けました。
フレッシュを25度に割ったウォッカで。
どくだみチンキは香りにクセがないのでローションにブレンドしやすいです。

今年はたっぷり蒸留水を作るほどの量と時間、どちらも確保できそうにないのでこれでお終いかな。
さらに、毎日振り混ぜたり植物がウォッカから顔を出していないか確認するお世話もできなさそうなので、確実に沈めておく技をかけておきました。
※フレッシュ素材でチンキやインフューズドオイルを作るとき、植物体が液面から出ているところからカビが生えやすいので、マメに確認して沈め直す必要があります。

素材を沈めるラップテクニック

広口瓶の口のサイズよりひとまわり大きめに切った食品ラップを浮かべるようにして液体表面を覆います。
空気を抜くようにして液面に密着させ、端は瓶のふちに立ち上げておきます。
液がラップの上に回ってしまっても構いません。

これは、少量の干し椎茸を水戻しするときに浮いてしまうのを防止するために使っていた技です。
瓶の大きさに対して少しの量しか作成しないときに、時々やってます。
細い瓶の時はゆるく丸めたラップを突っ込んで押さえ込んだり。
手抜きばかり考えているワタシです。

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アレを入れてみた石けん、横浜ソーパー会2019.5 [■手作り石けん記録]

ヒマラヤピンクソルトの石けん

連休中に恒例の横浜ソーパー会が開催されました。
まったり集まって、石けんやその他の気になること気にならないことを語り合う会です。
予め決めたお題に沿った石けんを作成して持ち寄り、こだわりや成功点失敗点などを共有する石けん研究会がメインイベントです(あと二次会もね)。

今回も7人が集まり、お題石けんも全員エントリー!という、大変優秀かつ充実した会となりました。

20150502お題石鹸

研究会のエントリー石けんです。
うっかりしていてラッピング外した写真を撮っていません。ごめんなさい。

今回のお題は「入れたことがないもの」
自分がまだ入れたことがなかったオプション素材に挑戦しようということで、何か目新しいものを発掘しろということではありません。
世間ではみんな入れているけど自分は入れたことなかった、ってものでOKです。

お題はいつもそんな感じで、難しいことにも挑戦できるけど、楽しく作ることもできるように、意味の縛りはゆるくなっています。ハードルを上げすぎて参加意欲が失われることが一番つまらないですからね〜

さてみなさんの作品は。。。
ああっ! メモも今手元にない!
嘘を書くと申し訳ないからこのコーナーは後ほどこっそり編集しておきます。
おくら汁(ネバネバ狙い)、カルピス、灰からアルカリ、などなど、みなさんナイスチャレンジです。
やらかしちゃったポイントの共有が大変勉強になります

そしてワタクシのお題石けん

バスクリン石けん

入れてみたものは、有名入浴剤のバスク◯ン
止むを得ず不参加の方の持ちネタを譲っていただいた形です。

バスク◯ンに限らず粉状の入浴剤は炭酸ナトリウムや硫酸ナトリウムといった無機塩が主成分のため、使いやすい石けんに仕上げるためには得意の塩山盛り石けん(ハーフソルトバー)をベースにするのがいいかなと考えました。

使ったのはバ◯クリンマルシェというラインナップの中でも自然素材系の商品で、黄色の色はリボフラビンというビタミンB2の一つとのことです。タネに加えた時はみるみる鮮やかさが失われて茶色くなりましたが、型出しの頃には山吹色になっていました。

仕上げにドライの菊の花を乗せて、かわいくしてみました。
表面に白いものが出現しているのですが、いわゆるソーダ灰とは感じが異なります。何かの成分が浮き出てしまったのかもしれません。
オレンジの香りは無くなってしまいました。

ハーフソルトバーのベースを作ったので、わたし的に入れたことがない塩で、ヒマラヤピンクソルトを使ったピンクのハーフソルトバーも作っています(記事トップのバラの乗った石けんの写真)
海外のソーパーさんはよくピンクソルトのトッピングをしていて、かわいいなあと思っていたので真似っこです。ベースのタネには細粒のピンクソルト、中粒のをトッピングにしています。
想像通り、塩そのままのピンク色がでてよかった。
ピンク色は酸化鉄などの鉄由来の顔料ではないかなと思います。

オプションを入れた時の写真など
塩石けんを作っているところ

レシピは当日の資料を大公開(クリック/タップすると大きい画像が開きます)
塩石けんレシピ
ハーフソルトバーの作り方のコツは、こちらの過去記事をどうぞ
https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31

最後に。。。
実は自然素材系のバス◯リンで作ったことを少し後悔していて。
どうせやるならド定番を使うべきではなかったのか、何を日和っているんだゆりくま!

ということで、青くて青い、「クールバスク◯ン Wミントの香り」も入手しました。
コールドプロセスでは会に間に合わないので、石けん素地と練り練りしてキャンディー風に作ったのがこちら
青のバスクリン石けん

かなりの量入ってますw 青色健在。
ポロポロするので乾いてからMPソープでコーティングしていますが、wミントがぷんぷん香ります。
そして石けんとしてちゃんと使えます! クリーミーな泡で、満足です。

セリアのシリコンのキャンディーモールドを使ったのですが、手ごね石けんをぎゅうぎゅう詰めると、シリコンゴムなのでどんどん延びて、いくらでも入るんですよね。。。
なのでなんだか太っちょの肉球とブタさんになりました
お粗末


さて、次回のソーパー会 石けん研究会のお題は「はさむ」に決まりました。
気になっちゃったら、エア参加は止めません。どうぞ挑戦くださいませ

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