移動販売にくる農家さんから生姜の葉を分けていただきました。
葉っぱ要らないわと根だけ切り落として買われていった残りなのでもちろん無料で。

葉も生姜のいい香りだったので、蒸留してみたかったのです。

切り刻んでハービック君で蒸留。
思い立ったら5分でセットアップできるハービック、素敵です。久しぶりのIHなので、危うくプレートを入れ忘れるところでした。

葉がひたひたになるまで注いだ水が約800c、2割ほどの150cc採ったところで終了です。
できたては茹でた葉物の匂いがしていますが、熟成後どう変化するか楽しみです。

この話にはさらに続きがあります。
ハーブの場合、蒸留後の釜残の液やハーブはお風呂に入れたりして有効活用しますが、今回はフィトピグメント抽出をしてみました。
もともと近日中に香りの良い別のハーブでやってみようと思っていたので、練習も兼ねて。

ターゲットは「緑」なので正確にはピグメントではなく脂溶性の染料にあたるクロロフィルなのですが、そこはまあ目を瞑ってください。

しっかりした葉なので煮て柔らかくなったものをさらに粉砕して緑成分を取り出します。
その残りの液がかなり濃い色だったので、これは!! と閃いてもう一手間加えてみたところ、なんと鮮やかな黄色のフィトピグメントも採取することができました!
(色素成分は調べてないので不明ですw 生姜だからお仲間の黄色い色素と同じかしら?)



後ろの塊は、いろんなものを抽出され尽くした残骸の繊維です。。


タダで入手して、蒸留水と2色のカラーを取り出せる生姜の葉っぱ。
なんともお得な体験でした。



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