在庫石けんの箱を開けたので、久し振りに固形石けんから粉石けん(塩析あり)を作りました。

引っ越し以来開封していない箱も開けたので、インターバル2年以上ではないでしょうか。
もちろん廃油からの塩析石けんはたくさん作っているので、以前に実験記事などを書いた頃に比べると手順もだいぶ手抜きになっています。少し写真を撮ったのでアップしておきます。
合わせてリバッチのコツ的なこともメモしておくのでご参考ください。


過去のまとめ、実験記事はこちらから
http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2010-10-12mokuji

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追記: 粉石けん作りにかかる時間について御質問がありました。
場合わけしてみたのでおおよその参考にしてください。

1) 石けんを作る過程
-- 新油、廃油から鹸化させる(ホットプロセス) ・・・ 3〜4時間
-- 固形石けんを溶かす(過剰油脂を鹸化する)・・・・・ 3〜4時間
-- 固形石けんを融かす(鹸化無し) ・・・・・・・・・ 1〜2時間
2) 塩析するかどうか
-- 塩析 1回につき・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30分
-- 塩析無し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0分
3) 炭酸塩を混ぜ、混ぜる過程 ・・・・30分 〜 2時間(時間の許す限り)
4) 乾燥後、粉に粉砕する ・・・・・・30分 〜 2時間 (前にかけた手間と道具次第)

事前に作っておいた石鹸を融かして炭酸ソーダ混ぜて粉にするだけなら最短コースで正味4-5時間というところでしょうか。
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◇■◇ オールド石鹸から粉石けんを作るメモ 2011 ◇■◇

■リバッチ段階
手作り石けん : 約 1kg
苛性ソーダ : 15g
食塩 : 15g
水 : 500cc

※5.5リットルのパスタ鍋を使っています。

刻んだ石鹸と苛性ソーダを溶かした水分、食塩を鍋にいれ、湯煎にかけます。