赤い石けん、できそうです。

まだ材料が手に入る人もいるかもしれないので、途中経過ですが、ご紹介します。

上の写真の石けんは、こちらの素材のデコクション(煎じ液)を使っています。


桜の落ち葉です。
近所の公園で集めたもので、多分、八重桜です。

桜の落ち葉や樹皮で赤みのある染色ができるということで、石けんにも色が残ったら面白いなと、試してみたところです。
もちろんいきなりではなく、デコクションにアルカリを加えて目立った変色がないことを確認してからです。

カット面に濃い色のリングができたり、外面が一周まるっと白くなったりするのは濃いデコクションを使うとよく起こる現象です。温度変化と水分の移動が関係しているのだろうと思います。外面が白くなるといってもいわゆる「灰」ではなく、質感の変わらない白い石けんです。
そういう変化も色実験の面白いところ。




上面だけ、白くなったところを削ってみました。
食パンの耳じゃないですよ。

この後どんな風に色が変わって行くのか、赤い色は残るのか?!
楽しみに観察することにします。



■ 桜の落ち葉の煎じ液の作り方

1. 落ち葉をさっと洗って、不織布の袋に入れる。
2. 水を加えて、ことことと20-30分ほど煮出す。

書くほどでもありませんね。
煮ている間はクマリンの香り(桜餅)です。







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