はじめに宣伝。

NHK文化センターさいたまアリーナ教室、秋講座の募集が始まっています。
今季も1日講座あります。やさしいカレンデュラとはちみつの石けんと、カレンデュラオイルのバームを作る予定です。
お家で道具や材料を揃えて作るのに腰が引けている方、初めての方も、お気軽にお越しください。
お申し込みはNHK文化センターのサイトへ
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_980811.html

折り込みチラシが送られてくるのを待っていたのですが、なぜか今季は来ないので。。。 告知が遅れてしまいました。


さて本題。

汚れた廃油で作った石けんや古い石けんを塩析してきれいな石けんに再生する作業、わざわざそこまでするのかというご意見もありますが、しっかり固くて溶け崩れしにくく泡立ちも良い塩析石けんを使ったら最後、でろでろのキッチンソープなんてアリエナイ病にかかってしまったので、定期的に作業をしています。水分やグリセリンも少なくなるので長期保存しても傷みにくいメリットもあります。

この塩析、グリセリンの他に、廃油に含まれる微細なカスや水溶性の汚れ、匂い、また固形せっけんのハーブパウダーや顔料などを取り除くことができます。

が、残念ながら、油やせっけんの酸化を止める力はありません。
酸化分解物の中には水溶性の高いものもあるため一時的に色や臭いを減らすことはできるかもしれませんが、酸化スイッチが入ってしまった油自身の大半はせっけん側に残るので、引き続き酸化の連鎖は継続します。

時々、すっごい酸化したのを塩析なんて話題に触れたり、塩析しても劣化したと言われたりするのでメモしておきます。


今月、アンデリーズさんでのカガク講座 最終回の後にはオマケで塩析体験を用意しています。
お楽しみに。
みんなみんな塩析石けん教に入るのだ〜




手作り石けん講座案内

FBページ HandmadeSoapくまま

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