家族の話です。

我が家の浴室には常に自作石鹸が何種類か置いてあって、家族も自然にそれを使っています。
どんな石鹸だという説明は特にしていないし聞かれません。もちろんこのブログを秘密にしていないのである程度知っているとは思いますが、私から積極的にはアピールしていないという意味です。
すっかり日常の一部になっていてわざわざコメントすることがなくなっている感じでしょうか。

ところが先日、向こうから感想を言ってくれるという珍しい事件がありました。


夫は「塩山盛り石鹸」がかなり好き、今までで5本の指に入るとのこと!
では残りの4本は何なのよというと、定番のくまシャン、あとは捻り出してもしっかりスクラブが入っているものくらい。他はどうももやっとしている模様。


塩山盛りとくまシャン、どちらもココナッツ油やパーム核油を高配合にしていますが、使用感は全く違います。
恐らくココナッツ油石鹸だからよいのではなく、「明確な個性がある石鹸」だから選ばれたのでしょう。
その他の私がいつも作る何かがほんの数%違うくらいの石鹸なんて、どれがどうだからと言われないで(先入観を持たないで)感じ分けろというのは正直酷なんじゃないかとも思います。。


で、最新のローレルオイルの石鹸は香りが嫌いとの理由で使ってもらえません(涙)。
。。。やっぱり個性が明確だと好き嫌いもはっきりする。。。


私自身も、何度も告白しているように、鈍感肌なので脂肪酸配合やオプションがが極端に違うレシピでないと感想が言えません。
このブログであまり使用感や期待する効能に触れない理由については、鈍感だからということも含めて色々と思うところを記事にしようと書きかけたことが何度かあるのですが、やたら長文になった上に発散してしまって形になっていません。
なので最近はもう、自分が鈍感でわからないことは無理に表現しようとしても伝わらないし、ましてや自分が実感できていないことをデータや世間の評判だけから人に勧めるなんてアリエナイ、と諦めています。


話がそれましたが、私の石鹸作り(レシピ作り)の方向性は下のような感じなのです。

・どんな石鹸にしたいというテーマをしっかり置いて
・テーマを達成するために他と差をつけるべきポイントを明確にして
・テーマと関係ないものをごちゃごちゃ盛り込まずシンプルに

今後もこの方針を変えないほうが家族も自分も楽しいかなと、改めて感じた次第です。 というだけの話でした。お粗末。

でも偶にはもやっとしたのも作らせてね。


くまシャン、例えばこれ
http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2010-08-13

塩山盛り石鹸
http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31

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