マカダミアナッツ油メインの石けんを、2種類の粉オプションで作り分けました。
クリーム色は米ぬか、濃い色のほうはバオバブの実のパウダー+ガスールです。
さわやかに甘く懐かしい木の香り、たっぷりホホバのスーパーファットでつるつるした仕上がりです。
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バオバブの実のパウダーは米ぬかと同じようなベージュ色だったので後で区別がつくようにとガスールでマーブルにしてあるはずなのですが、マーブルがほとんど見えないほどの濃い色になりました。仕込んだときは同じ色だったんですけど。
バオバブの色がどんどん変わる様子は別の記事に書いているのでご参照ください →
変色劇場 手前の粉がバオバブのパウダー、奥が米ぬかとガスール。右の写真はカットしたところ。
■□米ぬか&バオバブ石けんレシピ□■
oil/ マカダミアナッツ油、紅花油、パーム核油、シアバター、パーム油
option/ ホホバ油、ROE、米ぬか、バオバブパウダー、ガスール
EO/ ハッカ油、ディルシード、プチグレン、ひば
水分 30%、 鹸化率 90%
私は超乾燥肌です。乾燥対策そのものに気を使う冬よりも、むしろエアコンによる温度差があって、基礎化粧品が軽めになる夏のほうがカサカサが気になります。汗をかいたり日焼け止めをしっかり落とさなくてはいけなかったりでしっかり洗う機会も増えるし。
なので夏用に香りはすっきりにしつつも、オイルはさっぱりさせすぎないようにしています。要するに冬とあまり変わらないということかも?夏冬でソフト/ハードオイルの比率は若干変えますが、極端にリノール酸、ラウリン酸過多方向は避けるという程度です。
バオバブは基本的に食用のもので美肌系の効能は期待していません(下記)。
結構しっかりした粉だったので、軽くスクラブくらいになればという気持ちで入れてみました。
まだ残っているので、今度はオイルも少しこだわって全体にアフリカンをイメージした「バオバブ&ガスール石けん」を作ってみたいなと考え中です。結構いい色が出ましたから♪
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バオバブの実は殻の中に複数の種子が入っており、種子の周りにほろほろした粉状の白い果肉が詰まっています。その白い部分のパウダーです。
猿のパンと呼ばれ、カルシウム、ビタミンC、B1、B2が豊富。砂糖やミルクと合わせてジュースにするのが一般的。少量の水で練り混ぜて子供の下痢止めに用いることもあるそうです。
いろいろ検索すると、酸っぱい、ラムネ(固形の)っぽい、というお話が多いのですが、購入したものはそのままなめてみても味が無い・・・? ざらっとした木の粉みたい。
きな粉ミルクみたいに牛乳に溶かして飲んでみたりしたけど、これといって特徴が無くて、面白い感想文は書けません。すいません。
※当ブログ内の手作り石けん・化粧品等の使用感は私(ゆりくま)の個人的な感想です。すべての人が同じように感じられるとは限りませんし、材料が合わない可能性もあります。参考にされる場合には十分ご注意ください。