固まらないんで焦っていたロジン入り固形石けん、とうとう解禁を迎えました。



◆◇◆ロジン丸 ◆◇◆

レシピ
OIL/ 紅花油、パーム核油、パーム油(高融点)、ロジン(松脂)
OP.&EO/ スクワラン、ROE、青森ひばEO、ラバンサラEO
水分30%、鹸化率90%

~丸、と名づけているのは夏の宿題候補の印。(マルセイユまねっこ配合)

できあがりは、ロジンは溶けやすくて軟らかい(柔軟な)石けんになるという調査通り(6%しか入れていないのですが)。
溶け崩れる気配までは無いもののふにゃふにゃと軟らかく、爪とか指で押したところとかが簡単に削れるし、まだ厚みがあってもぐにゃっと曲がって折れてしまいます。

泡立ちは大きくブクブク。そして「滑り止めのロージンバッグを使ったときのような」きゅっとした洗い上がりは健在です。

元々松の香りがするものにひば精油を大量に入れたので、木のお風呂気分を満喫できます。


そういえば先のGWに滞在した宿は部屋風呂が桧でした。
菖蒲湯まで用意していただいて至れり尽くせりだったのですが、慣れないもので、ちゃんと乾燥するのかなとかどうやって洗うんだろうとかそんなことが気になってあまり満喫できませんでした。分不相応でしたね。
(大浴場がこれまた凝った作りですばらしかったので、そちらにばかり通ってしまいました)


この石けんは保温でジェルジェルになって固まる気配が見えなかったもの↓を救済しています。

中心あたりに救済し切れなかった場所があるかな? (色の濃いところが・・・)


この経験をきっかけにジェル化を語ろうと決意し「石けんまわりの化学」シリーズをはじめたのですが、なかなか本題に到達しないで息切れしている今日この頃。
図を作るのがわたし的にネックになっているようです。
ちょっとプライベートのほうがバタバタし始めていることもあり、週一が精一杯になりそうですが気長にお付き合いください。

※当ブログ内の手作り石けん・化粧品等の使用感は私(ゆりくま)の個人的な感想です。すべての人が同じように感じられるとは限りませんし、材料が合わない可能性もあります。参考にされる場合には十分ご注意ください。
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