序章です。
序章なので過剰な期待は禁物です。

私が過去からクリーム状の石鹸に執着していることにお気づきの方は多いはず。。。
巷ではル○ンル○ンや他メーカーから生せっけんと称するものが販売されているし、手作りではホイップクリームソープを作った方もいるでしょう。
古い石鹸指南書のナトカリ石鹸の項やホイップクリームソープの作り方的な本も読んだり、ナトカリ石鹸は実際にいくつか作ったりして脳内シミュレーションをしていました。
しかし、実はしっかりした電動泡立て器を持っていないのでホイップクリームソープは最後のステージが難しい。。。 (安いものだから買えばよいのだけど、他の用途が思いつかなくて踏ん切りがつきません)
作った方からはクリーム状を長く維持できないというお話もあったし。

なので私が取り組むべきは泡立て不要そうな生せっけんのほうかな、と、まずは一番有名なル○ンル○ンのパクリに着手しました。
(他メーカーのもボディを構成する成分としては同じような感じです)


で、各種植物エキスやら防腐、酸化防止剤やらは無視して、水、保湿剤、石けん成分など、全体としてのテクスチャ(生せっけん感)を作り出している部分のみを組み立てたのが上の写真の物体です。
スクラッチからではなくて、市販の液体石鹸やアロマクラフト用のセッケン素地、クレイ、各種保湿成分を、生せっけんの全成分表示の順番になるような配合で混ぜてみました。

おそらくK石鹸とNa石鹸の比率が悪いせいでネバっと糸を引きますが、かなりいい感じの硬さです。
色がイマイチなのは薄緑色のクレイを使っているから。

早速使って見たところ、大量の保湿成分をいれている割にはメーカーの売り文句のようなしっとり感は得られずクレイ独特のサッパリ感が優勢です。が、これはスーパーファットを忘れていたためかもしれません。うまくスーパーファットすればテクスチャにも使用感にもプラスの結果が得られるように思います。

この結果を追い風に、近いうちに石鹸のベースを作るところから挑戦してみたいと思います。
その前に苛性ソーダ買いに行かないといけないんですが。。。薬局と私の都合が合いません。




生せっけんまたはそんな感じの石鹸については鋭意情報募集中です。

パクられ元はこちら。 http://shop.ruamruam.jp/