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銀色石鹸 再び [■手作り石けん記録]

茶色いけど銀色石鹸

さかのぼること5年前。。。
ナトカリせっけんにハマっていた頃、古書に出てくる「銀色石鹸」を再現してみたいと思っていました。

銀色石鹸とは、軟石鹸(カリ石鹸)に結晶性の高いソーダ石鹸を少量配合することで「全塊に波紋絹状の光沢を発生せしめるもの」です。

要はナトカリ石鹸はシルキーな光沢が出るということですよね。

5年前はアルコールを入れて作ってしまったがためにナトカリリキッドの素はふにゃふにゃ、希釈してもサラサラで光沢どころではない感じでした。
今回、別の目的でハードな脂を高配合したリキッドを作ることにしたので、再度「波紋絹状の光沢」も目指してみることにしたのでした。

上の写真、どうですか?
ベースが濃茶なのは置いといて、光沢ありますよね?!
結晶性の高いソーダ石鹸、さらに結晶化しやすい高融点の脂肪酸の形でそれなりの量配合すること、希釈時は適度にとろみを残すこと(サラサラだと結晶が沈んでしまう)、が光沢のポイントですね。

ただ。。。
改めて銀色石鹸の説明を読み返すと「全塊に波紋絹状の光沢・・・」と書いてあるじゃないですか。
希釈する前の話だったとは?!
今回全量を一気に希釈しちゃったのでリキッドの素残ってません涙。。。
またやり直さなくてはです。

とろとろリキッド

できたてでまだ温かいうちは高融点のソーダ石鹸も溶けているので光沢ありません。
かなり濃い希釈なのでとろみが強くて気泡が抜けなかったため、気泡部分は別に取り分けてます。放っておけばだんだん抜けて液部分が増えてくるはずです。

今回のオイルの配合

ココナッツ油 20%
ハイオレひまわり油 30%
精製牛脂 50%

本当は市販石鹸のゴールデンレシピであるココ20%+牛脂80%にしてみたかったのですが、ほんの少し勇気が足りず、ひまわり油を入れてしまいました。

この配合で、とにかく感動したのはその泡です。
濃密な泡がぶくぶくもちもちです。泡をしっかりさせるにはある程度高融点の脂肪酸を配合するのは鉄則ですが、見事にその効果を感じることができます。リキッドなので、さらにアロエ汁やがごめ昆布エキスを加えたら何かの宣材写真みたいなのができるの間違いなしです。

冬になると固くなって使いにくいかもしれませんが、またリピートしそうです。


5年前のチャレンジはこちら。銀色石鹸への道
http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2010-06-27

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