発色しないこともあるさ [■手作り石けん記録]
先日作った色実験のせっけん。
鮮やかな紫のフィトピグメントとピンクの煎液、黄色のフィトピグメントの石けんでの発色をみるための実験でした。
結果はご覧の通り、黄色はちゃんと出ていますが、紫とピンクは消えてしまいました。
ピグメントになったら安定という訳ではなく、酸やアルカリに対する耐性は元の色素と同じ傾向にあるようです。
元は結構きれいな色だったのに。残念。
色実験ということもあり、この石けんはいろんな残り油を使ってます。
揚げ物に使ったココナッツ油、講座のブレンドオイルの残りかき集めたもの、自家製 鷄油、残りはキャノーラ油で。
鷄油? そう、鶏の油です。
鶏皮センベイを作ると大量にフライパンに出てくるのを集めたものです。なんだかもったいないのでキープしてました。
組成としては、多い方から オレイン酸、パルミチン酸、リノール酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸。ミリスチン酸やリノレン酸、その他C20の酸も少量含まれています。冷蔵庫では固まっていますがが、春先の気温だと室温ではほとんど固まらず粘稠な液体。ラードよりかなり柔らかい印象です。けん化価はNaOH換算で140mg/g。
取り分けただけで精製はしていませんが、ほとんど匂いはありません。
オイルの14%くらい配合してます。固さや使い心地にどんな差が出るか、楽しみです。
おまけに、残った色付きタネを集めて固めた石けんの表面(上面)に汗の跡が残って気持ち悪いことになった写真を掲載します。
ではごきげんよう〜
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