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桜の落ち葉染め [├ 石けんの色]

桜染

先週の冷たい雨からずっとお天気不安定で、家の前公園の桜の葉も木によっては無くなってしまったものもあります。

桜の落ち葉の煎液で赤い石けんを作ってみたのはもう一年前、今年も雨で散る前にコツコツと拾い集めた葉で赤い煎液を量産してます。石けん用と染物用。
上の写真のうち左2枚は桜の落ち葉染めストールです。濃いと臙脂、薄いとサーモンピンクに近い桃色に染まるんですよ。朝の青い光の中では青みのあるピンクに写ってしまうくらい、なかなか本物通りの色を写真に出すのが難しい微妙な色合いです。

赤い染液

煎液でも染液でもいいのですが以下染める話をするので染液で。
桜で赤系に染めるにはいくつかコツがあります。ネット検索でもある程度出てきますが、実際にやってみた手応えも合わせて書くと以下のような感じです。イロモノ好きのみなさま、参考ください。

染液を作る
■アルカリ抽出する(炭酸ナトリウムまたは重曹を加えて)
■1煎目は捨ててもよい(黄味の色素が多いように思う)
■2煎目以降?葉がドロドロになるまで煮出せる
■染液は一晩おくと赤みが増すとのこと。でもやらなくてもいい。
■黄色い葉の方がいいとのこと。でも変わらない気がする。

染める
■銅媒染で赤みが増す。アルミ媒染(ミョウバン)だとオレンジに近くなる。
■一度染めた残液も十分赤いが、別の布を入れてみると茶が強く染まるので、深追いしない方がいい。


そんなこと言われてももう落ち葉もないし、素材の適当な布とか銅媒染剤とか用意できないわ(涙)
というあなたに朗報!

来年3月のアンデリーズ講座では、フィトピグメント講座の番外編として、ゆりくまとスタッフacoちんがせっせと集めた葉を使って桜染め体験を行います。素材も薬品もご用意しますので、ぜひお気軽にご参加ください。また、午後はローズマリーの黄緑色を染めてみます。2枚合わせて使うのも素敵です。

桜とローズマリー染め

写真の桜染めは濃淡が着いているのが分かりますか? 簡単に染め分ける、本には載っていない若干インチキなテク(笑)を開発したので、お好みで濃淡のデザインもお楽しみいただけますよ。

詳しくはアンデリーズさんのFBページへ。
1ー3月の講座全容については改めて別記事でご紹介させていただきます。
2月にはやはりフィトピグメント講座番外編で桜染めせっけんを企画しているのですが、こちらは早々に満席とのことです。材料はたくさんあるのでまた機会があれば。
https://www.facebook.com/ANDELIES

染め写真色々

桜はバラ科の木ですが。。。
よく似た梅ならどうだろうと試したのが、上の集合写真の黄色いエコバックです。お正月用の盆栽梅の黄色い枯葉を使いました。
全く赤みがなく、濃い黄土色に染まっています。やはり赤色は桜だけが秘めているものなのですね。

桜染めせっけんのお話もまた追い追いしたいと思います。

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