余ったピグメントの保管 [├ 石けんの色]
せっけんの模様付用のフィトピグメントが使い切れず残ってしまいました。
フィトピグメントやその他の着色用顔料は、私はたいていの場合、事前にオイルで溶いておきます。いつもなら乳鉢に石けんタネを入れて全部使い切ろうとするのですが、今回は少しだけに色を付けるつもりだったので、キレイな状態で残っています。
実は溶くオイルに安定なものを選んでおけば、次回までこのまま(オイル漬けのまま)とっておくことができます。
作ったフィトピグメント全量をまとめてホホバオイルに溶いてジャー容器で長期保管しているものがありますが、色あせもなく、ダマも無くなっているので、すぐに使うことができて大変便利です。
シャバシャバに溶くというより、オイルに練り込むくらいの方が保管しやすいです。
今回分は量も少なかったので、5ccのミニカップに移してしまっておくことにしました。ココナッツオイル溶きなので気温が下がってきたら固まるかもしれませんね。
フィトピグメントだけでなく、マイカや酸化鉄にも使える方法です。
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NHK文化センターさいたまアリーナ教室、秋講座の募集が始まっています。
今季も1日講座あります。やさしいカレンデュラとはちみつの石けんと、カレンデュラオイルのバームを作る予定です。お家で道具や材料を揃えて作るのに腰が引けている方、初めての方も、お気軽にお越しください。
お申し込みはNHK文化センターのサイトへ
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_980811.html
やっぱりチラシは送られてきません。。。
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ローズの石けん、いろいろミホン [├ 石けんの色]
4月12日(土) NHKカルチャー さいたまアリーナ教室 にて、1日講座「ハーブと楽しむ手作りせっけん 〜アンティークなローズのせっけん〜」を担当します。
折り込み広告等の写真はピンクのせっけん、ご案内文では色を選べますとしていましたので、他の色の参考写真を掲載せねばと準備していましたが、もたもたしているうちに満席とのご連絡をいただきました。ありがとうございます。
写真はタイミングを失ってしまったような気もしますが、せっかくなのでアップしておきます。
当日お越しいただく方はぜひ参考にしてください。
もちろん教室にも持参します。
ピンク、白(着色なし)、水色の予定です。
石けんと同じ香りの練香作りも用意しています。お楽しみに。
NHKカルチャーの一日講座は初めての方や材料を用意してご自宅で作るところまではまだ踏み出せないという方にも楽しんでいただけるような内容にしています。
また次の機会もありますよう、楽しい企画を考えていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。
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桜の石けん、途中経過 [├ 石けんの色]
赤い石けん、できそうです。
まだ材料が手に入る人もいるかもしれないので、途中経過ですが、ご紹介します。
上の写真の石けんは、こちらの素材のデコクション(煎じ液)を使っています。
桜の落ち葉です。
近所の公園で集めたもので、多分、八重桜です。
桜の落ち葉や樹皮で赤みのある染色ができるということで、石けんにも色が残ったら面白いなと、試してみたところです。
もちろんいきなりではなく、デコクションにアルカリを加えて目立った変色がないことを確認してからです。
カット面に濃い色のリングができたり、外面が一周まるっと白くなったりするのは濃いデコクションを使うとよく起こる現象です。温度変化と水分の移動が関係しているのだろうと思います。外面が白くなるといってもいわゆる「灰」ではなく、質感の変わらない白い石けんです。
そういう変化も色実験の面白いところ。
上面だけ、白くなったところを削ってみました。
食パンの耳じゃないですよ。
この後どんな風に色が変わって行くのか、赤い色は残るのか?!
楽しみに観察することにします。
■ 桜の落ち葉の煎じ液の作り方
1. 落ち葉をさっと洗って、不織布の袋に入れる。
2. 水を加えて、ことことと20-30分ほど煮出す。
書くほどでもありませんね。
煮ている間はクマリンの香り(桜餅)です。
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