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さくら染めせっけん 2015 [■手作り石けん記録]

さくら染め石鹸

さくらの落ち葉のせっけん、今シーズンも作りました。
季節素材を使ってということで講座でもご紹介させていただいてます。

さくらの落ち葉を炭酸ナトリウムなどのやや強いアルカリで煮出すことで赤い色素を含む煮出し液を作ることができます。その煮出し液を使った石けんです。
この秋の落ち葉は昨シーズンのものより明らかに赤成分が少なく、ただ煮出しただけでは濃い色が得られなかったため、倍程度に煮詰めたものでようやくはっきりとした着色になりました。白っぽい方は酒粕などオプションがたくさん入っているので単に桜の発色だけではない黄色要素の影響を受けているかもしれません。

ピグメントも研究しています。もちろんピグメントを作ることはできるのですが、粉末の発色が悪く、わざわざ桜でなくてもという感じ。でも染めで良い色が得られる方法とは違う組み合わせで面白い結果も出ているので、再現性があるようならいつかご紹介できればと思っています。

煮詰め中
ガンガン煮詰めます!

黒糖
そっくりですが、こちらは桜の煎じ液ではなく、黒糖を溶かしているところ。
ダイコンの黒糖焼酎漬けを作ってみました。意外に食べやすくて美味しかったです♪

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ねお

いつも講座でお世話になっています。
素人なのに変な減圧蒸留器を作ったり、「ねこあつめ」して遊んでいるあのおばさんです。
ゆりくませんせいの化学的考察を確認したくて、時々覗いているのに、
も~感動、感心で、放心状態(笑)  コメントもせず、帰ってしまってます。m(__)m

今回の桜、とても楽しかったです。落ち葉から・・というのがとても不思議!
自然の生み出すものってホントに神秘だなあと思うと同時に
何故?なぜ?・・が膨らんでしまいます。(幼児並)

桜の煮出し液をどうしようか、迷ったので覗きに来ました。
レーキにしておくのが一番使いやすいかなとも思ったのですが、
カモミールや玉ねぎの時の方法では発色が悪いということなのですね?
紫根・茜とはやり方が少し違いますよね?
あの赤い色素は何なのだろう・・・眠れない(笑)

また、より良い方法が見つかりましたら是非、伝授願いたいと思います。
取りあえず、講座の再現を自分でやってみま~す。

by ねお (2015-03-12 12:31) 

ゆりくま

■ねおさんw コメントありがとうございます。
変な減圧蒸留器、私のもいつかちゃんと整備してご紹介したいですww

さくら汁、あかねと同じ方法でレーキにしてみてください。
発色は、鮮やかではないですが、一応ベージュピンクになると思います。

下落合でチャイーズのみなさんにお会いできるのがとても楽しみです。
今後とも細く長くよろしくお願いします
by ゆりくま (2015-03-23 00:40) 

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