石けん本/ Kindle [└ 石けん本]
Amazonで、Kindleストアがオープンしました。
日本在住の以前からのamazon.comユーザーには実質値上げになっているという噂がありますが、今まで洋書は注文や送料の面で購入のハードルが高くて躊躇されていた方にとっては、安価に簡単に手に入るようになって良かったのではないかと思います。
Kindle本体を購入しなくても、スマホやタブレットのアプリがあるのでぜひお試しください。
ざっと見た感じ、JPサイトのKindle版の品揃えはUSサイトとほとんど同じようです。
著作権の縛りで域外の居住者には販売できないものがあるようで、その分だけUSが多いかなという程度です。
Kindleストアで"soapmaking"で検索すれば100冊以上のタイトルが出てきますので、眺めたり、USのレビューを見るだけでも結構楽しめます。なぜかいっしょにcandle makingの本が出てくるのと、怪しい自費出版ぽいのもあるので購入は慎重に。
私は上述のamazon.comユーザーだったので、アカウントの統合やらの手続きが必要らしく、まだJPでの購入には至っておりません。。。
今後の要望としては、M&Pなどの、写真の多い見て楽しい本を積極的にeBook化して欲しいですね。
では、JPサイトで買える有名な本をいくつか紹介します。過去にも紹介しているものがほとんどです。
※現時点(2012.11.22)ではKindleストアへのリンクが貼れないようなので、リンク先は紙の本のものですが、画面内でKindle版を選ぶことができます。
ハンドメイドソープ全般。3rd. editionは21世紀の情報だというレビューも。
この版は持っていないので買っちゃおうかな。。。
ハンドメイドソープ全般。基本から化学、素材の説明までまで。超有名な本です。
リキッドソープ。 日本でもすっかりメジャーになりましたが、この本が出た当時は画期的だったようです。この本の作り方はドキドキするので有名。
透明石けんの本。やはり作り方はちょっと過激。ですが、レシピは参考になります。
2012.11.22現在、なぜか紙の本とKindleがリンクしていないので、Kindleストアでタイトルで検索してください。

ミルクソープ。同じ著者の別のエディションの方が有名かも。eBookになっているのはこちらだけ。
これも持ってないので買っちゃおう。

M&Pベースの作り方。ただしいわゆる合成系の原料が必要で、日本では少量では手に入れにくいためキッチンではちょっと難しいかも。それでも知りたい人はどうぞ。
これも紙の本とKindleがリンクしていないので、Kindleストアでタイトルで検索してください。
FBページ HandmadeSoapくまま でも石鹸近況など書いてます。
いつも応援ありがとうございます
日本在住の以前からのamazon.comユーザーには実質値上げになっているという噂がありますが、今まで洋書は注文や送料の面で購入のハードルが高くて躊躇されていた方にとっては、安価に簡単に手に入るようになって良かったのではないかと思います。
Kindle本体を購入しなくても、スマホやタブレットのアプリがあるのでぜひお試しください。
ざっと見た感じ、JPサイトのKindle版の品揃えはUSサイトとほとんど同じようです。
著作権の縛りで域外の居住者には販売できないものがあるようで、その分だけUSが多いかなという程度です。
Kindleストアで"soapmaking"で検索すれば100冊以上のタイトルが出てきますので、眺めたり、USのレビューを見るだけでも結構楽しめます。なぜかいっしょにcandle makingの本が出てくるのと、怪しい自費出版ぽいのもあるので購入は慎重に。
私は上述のamazon.comユーザーだったので、アカウントの統合やらの手続きが必要らしく、まだJPでの購入には至っておりません。。。
今後の要望としては、M&Pなどの、写真の多い見て楽しい本を積極的にeBook化して欲しいですね。
では、JPサイトで買える有名な本をいくつか紹介します。過去にも紹介しているものがほとんどです。
※現時点(2012.11.22)ではKindleストアへのリンクが貼れないようなので、リンク先は紙の本のものですが、画面内でKindle版を選ぶことができます。
ハンドメイドソープ全般。3rd. editionは21世紀の情報だというレビューも。
この版は持っていないので買っちゃおうかな。。。
ハンドメイドソープ全般。基本から化学、素材の説明までまで。超有名な本です。
リキッドソープ。 日本でもすっかりメジャーになりましたが、この本が出た当時は画期的だったようです。この本の作り方はドキドキするので有名。
透明石けんの本。やはり作り方はちょっと過激。ですが、レシピは参考になります。
2012.11.22現在、なぜか紙の本とKindleがリンクしていないので、Kindleストアでタイトルで検索してください。

Making Transparent Soap: The Art of Crafting, Molding, Scenting & Coloring
- 作者: Catherine Failor
- 出版社/メーカー: Storey Books
- 発売日: 2000/04/15
- メディア: ペーパーバック
ミルクソープ。同じ著者の別のエディションの方が有名かも。eBookになっているのはこちらだけ。
これも持ってないので買っちゃおう。

Making Natural Milk Soap (Storey Country Wisdom Bulletin, a-199)
- 作者: Casey Makela
- 出版社/メーカー: Storey Books
- 発売日: 1999/01/06
- メディア: ペーパーバック
M&Pベースの作り方。ただしいわゆる合成系の原料が必要で、日本では少量では手に入れにくいためキッチンではちょっと難しいかも。それでも知りたい人はどうぞ。
これも紙の本とKindleがリンクしていないので、Kindleストアでタイトルで検索してください。

kindle入れてみた [└ 石けん本]
マイiPadにkindleアプリを入れてみました。
※以下のリンクはkindle storeでは無く、日本のAmazonのペーパーバックです※
これとか
これとか
数は多くないけれど、有名な石けん本もkindle editionがでていることに気がついてしまったのでした。上の2冊は良い本なんだけど持ち歩くには巨大なんですよ。
・・・持ってるのをもう一回買うとかヤバイですかね・・・ いや、まだ買ってないです。
文字ページはこんな感じ。正直あまりときめかないし、ページ数の多い本は辛いかも。
写真目当てのM&P本のサンプル。こういうのは結構いいんじゃないですか?
USAからの送料かからないので日本のAmazonで買うより安いし、気になっていたものをちょくちょくDLしてしまいそうです。
そして見つけてしまったのがこれらの本
ソープメーキングミステリー・・・って小説? 時間つぶしになるかなぁ

Dead Men Don't Lye (A Soapmaking Mystery)
- 作者: Tim Myers
- 出版社/メーカー: Berkley
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: ペーパーバック

A Pour Way to Dye (A Soapmaking Mystery)
- 作者: Tim Myers
- 出版社/メーカー: Berkley
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: ペーパーバック

A Mold For Murder (A Soapmaking Mystery)
- 作者: Tim Myers
- 出版社/メーカー: Berkley
- 発売日: 2007/04/03
- メディア: マスマーケット
時間つぶしといえば、nobynobyboyってゆるアプリがいいです〜。塊魂好きの人にオススメ。
塊魂mobileを買おうかどうか考え中。。。。

応援よろしくお願いします
粉末石鹸製造教授書 [└ 石けん本]
もう4年も前、2007年に初めて粉石けんの作り方を紹介した時に参考にした古書、「粉末石鹸製造教授書」を手に入れることができました。
初めての記事はこちら→http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2007-04-15

実際 化学工業品製造法 第一編 粉末石鹸製造教授書
中央化学工業研究所長 米国理学士 中野徹堂 著 (非売品)
ところがよく読んでみると私の記憶にある内容と少し違う。
図書館のは昭和10年のもの、これは昭和7年ので、この間に改訂があったようですね。基本は同じですが新しいもののほうが実践的で、より初めての人に分かりやすく書かれていたと思います。ちょっと残念。
元の持ち主さんの計算式や材料価格のメモ、線引きなどがあり、これから粉末石鹸の製造販売をしようという人たちがどんな気持ちで講義を受けていたのだろうと考えるとワクワクします。

当時は(今も世界規模でみれば)食用油は貴重品。食べられるものを石鹸にするなどもったいない、如何に副産物や残渣油で質がよく安価なものを作るのかを追究した結果、たどり着いたのが正子油(醤油製造の過程で残渣から圧搾できる油、彼等の命名)とのこと。
大豆を原料にする名古屋のものが最も鹸化が速く白色の優良な石鹸となり、主の小麦に豆類を加えた原料の関東のものは鹸化が一番遅いができた石鹸は優良、大豆または他の豆類と小麦を合わせる関西のものでは赤く着色して名古屋のものよりは劣るが一般に使用するのには問題ないなど、正子油にも考察が加えられています。
鹸化は基本的にかまどで直火の釜炊きで、苛性ソーダ液の加え方が重要なようです。約10分ほどの間を開けて5-6回に分けて加えるのですが、特に鹸化が遅い関東正子油の場合、一度加えて5分以上撹拌して鹸化を進めるごとに舌頭試験をして苛性ソーダが消費されたことを確認しなければならないのです。消費されないうちに次を加えると苛性ソーダが過剰になって鹸化反応を起こせず分離してしまうため、とのこと。
鹸化の遅いキャノーラ油の廃油せっけんを作る時にホットプロセスでよく分離させてしまう私としては、是非次回参考にしてみようと思った次第です。
いや、舌頭試験はしないですが。まずいから。
古書は他にもコツコツ手に入れています。(ただのマニアです)
ハズレも多いのですが、それもまた楽し。
ツッコミどころのあるものは時々紹介していければと思います。

応援よろしくお願いします。
風邪は治りません。。。
今日は出張先で変な声になってます。
初めての記事はこちら→http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2007-04-15
実際 化学工業品製造法 第一編 粉末石鹸製造教授書
中央化学工業研究所長 米国理学士 中野徹堂 著 (非売品)
ところがよく読んでみると私の記憶にある内容と少し違う。
図書館のは昭和10年のもの、これは昭和7年ので、この間に改訂があったようですね。基本は同じですが新しいもののほうが実践的で、より初めての人に分かりやすく書かれていたと思います。ちょっと残念。
元の持ち主さんの計算式や材料価格のメモ、線引きなどがあり、これから粉末石鹸の製造販売をしようという人たちがどんな気持ちで講義を受けていたのだろうと考えるとワクワクします。
当時は(今も世界規模でみれば)食用油は貴重品。食べられるものを石鹸にするなどもったいない、如何に副産物や残渣油で質がよく安価なものを作るのかを追究した結果、たどり着いたのが正子油(醤油製造の過程で残渣から圧搾できる油、彼等の命名)とのこと。
大豆を原料にする名古屋のものが最も鹸化が速く白色の優良な石鹸となり、主の小麦に豆類を加えた原料の関東のものは鹸化が一番遅いができた石鹸は優良、大豆または他の豆類と小麦を合わせる関西のものでは赤く着色して名古屋のものよりは劣るが一般に使用するのには問題ないなど、正子油にも考察が加えられています。
鹸化は基本的にかまどで直火の釜炊きで、苛性ソーダ液の加え方が重要なようです。約10分ほどの間を開けて5-6回に分けて加えるのですが、特に鹸化が遅い関東正子油の場合、一度加えて5分以上撹拌して鹸化を進めるごとに舌頭試験をして苛性ソーダが消費されたことを確認しなければならないのです。消費されないうちに次を加えると苛性ソーダが過剰になって鹸化反応を起こせず分離してしまうため、とのこと。
鹸化の遅いキャノーラ油の廃油せっけんを作る時にホットプロセスでよく分離させてしまう私としては、是非次回参考にしてみようと思った次第です。
いや、舌頭試験はしないですが。まずいから。
古書は他にもコツコツ手に入れています。(ただのマニアです)
ハズレも多いのですが、それもまた楽し。
ツッコミどころのあるものは時々紹介していければと思います。

応援よろしくお願いします。
風邪は治りません。。。
今日は出張先で変な声になってます。
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