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植物染めのイースターエッグ [▼ゆりくまの台所]

植物染のイースターエッグ

ハーブで染めるイースターエッグを作ってみました。
Herbal Academy のこちらの記事を参考にしています。
How to Dye Easter Eggs Naturally (Using Food Ingredients As Natural Dyes)
http://soapdelinews.com/2019/03/how-to-dye-easter-eggs-naturally.html

写真は蛍光灯の変な色ですが。結構いい色出てますよ!

作り方は簡単
ゆで卵に模様をつけて、植物の煎じ液に漬けるだけです。
長くても冷蔵庫で一晩おけば十分なので、お試しください♪

模様付けで、上の記事で紹介されているのは以下の方法
・葉っぱや花を貼り付けてストッキングやチーズクロス(ガーゼのような布)で包んで固定
・ワックスで描く(煎じ液は十分冷ましておく)
・輪ゴム

写真の作品は、葉っぱ、ワックス(フレークの蜜ろう)と、マスキングテープを貼る、もうまくいきました。
輪ゴムはうまく留めることができず断念です。

使った素材は、黄色=カモミール、青=紫キャベツ、オレンジ=ルイボスチャイ(ティーバッグ)です。
黄色に染まったものを青い液に漬けて緑にする重ね染めも、できそうです。
逆に青を黄色に漬けたら色が抜けてしまいました。カモミールティーは弱酸性なので、青色が変化してしまったのかもしれません(下記参考)

仕上げにオリーブオイルで磨くとツヤツヤになります

イースターエッグを作っているところ

煎じ液はドライのハーブやスパイスなら大さじ2に水1.5カップの割合で、沸騰したお湯に素材を入れて、蓋をして10ー20分煎じます。

素材と色についても上記記事に記載あるので転載します

Blueberries = Blue-Gray : ブルーベリー = ブルーグレイ
Red Onion Skins = Green : 赤玉ねぎの皮 = 緑
Red Cabbage = Blue : 紫キャベツ = 青
Yellow Onion Skins = Orange : 黄玉ねぎの皮 = オレンジ
Coffee Grounds = Brown : コーヒー(挽いたもの)= 茶色
Paprika = Light Red-Orange : パプリカ= 赤味のオレンジ
Dill Seed = Brown-Gold : ディルシード = 金茶
Grape Juice = Lavender : グレープジュース = ラベンダー色
Violet Flowers = Green : スミレの花 = 緑
Lavender Flowers = Blue Green & Brown :ラベンダー(花)=青緑か茶色
Beets = Light Pink : ビーツ = 明るいピンク
Beet Root Powder = Red : ビートルートパウダー = 赤
Spirulina Powder = Green : スピルリナパウダー = 緑
Turmeric = Yellow (Beware. This will stain everything!) : ターメリック= 黄色
Hibiscus Tea = Black : ハイビスカスティー = 黒
Spinach = Yellow-Green : ほうれん草 = 黄緑

紫キャベツが青、ハイビスカスが黒、あとラベンダーやスミレあたりは期待と違うのではないでしょうか?
卵の殻は炭酸カルシウムが主成分で、弱アルカリ性の素材のため、アントシアニン類のように酸性で赤系、アルカリ性で青や緑になる色素はアルカリ性側の発色になるのです。
発色を良くするために酢を使うと殻が溶けてしまうので、気をつけてください。


最近はあまりまとまった時間がとれていなくて、植物の色遊びは久しぶりです。
そういえばシニアハーバルセラピストの卒論でカラフル味付けゆで卵作ったなーとか、フィトピグメント作りを再開したいな、とかいろんなことを思い出す時間でした。

さて。明日はタマゴサンド弁当かな。

しつこくもう一回
植物染めのイースターエッグ

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シャワーメルツでお風呂に香りを [▼アロマ・ハーブ・スキンケア]

シャワーメルツ

「シャワーメルツ」なるものが流れてきたので、作ってみました。
かわいい水色をつけたのですが、それを水色の皿にのせてイマイチ色の決まらないLEDシーリングライトに晒すという愚を犯したためにおかしな色の写真が撮れてしまって修正不能です。。。

元ネタはこちら
Cold and Flu Sinus Relief Shower Steamers Without Citric Acid
https://www.yourbeautyblog.com/2019/01/cold-flu-sinus-relief-shower-steamer.html

お風呂に溶かす、いわゆるバスボム。バスメルツとかバスフィズとか、保湿のオイルや界面活性剤を入れるか入れないかなどでレシピや呼び方はいろいろあるようです。
精油のキャリアとしてはバスソルトもありますね。

筆者のCaliさんは、アレルギーや風邪などで喉にアロマのスースーが欲しい時、お風呂ではバスソルトもいいけどいつも湯船に入りたいわけじゃなくて、シャワーの方がいい時にはシャワーボムやシャワーメルツがいいよ、と提案してくれているわけです。

風邪気味の時にシャワーで済ませるというのは日本のお風呂事情でべったり育った私とは少し感覚が違うところではありますが、バスボムじゃちょっとしか精油を入れられないという部分には少し同意。
Caliさんはスチームと一緒にいっぱいスースーしたいということと思います。私は肌に触れさせたいとあまり思っていなくて、いい香りが長持ちしていて欲しいんですよね。

湯船に入れないから泡立たせる必要がないので、材料は重曹、葛粉、精油、水のみです。
GMO(遺伝子組み換え)が嫌だからコーンスターチは使わないとのことなので、葛粉の代わりにコーンスターチでいいと思います。私は本物の葛粉をこんなことに使うのはもったいないので、甘藷でんぷんのなんちゃって葛粉を使いました。

そのままレシピ転載すると、
ーー材料
重曹 1と3/4 カップ
葛粉 1/2カップ
精油 大さじ1
水 大さじ4
お好みで石けん用の色材
モールド

ーー作り方
・重曹、葛粉、精油、色材をよく混ぜる
・水を一度に加えてよく混ぜ合わせる。
・しっとりしてぎゅっと握ったらまとまるようになったら型にぎゅうぎゅうに詰める
・24時間以上乾かしてから型を外す(割れやすいのでしっかり乾かしてから)
です。

喉に良い精油ブレンドも紹介されているので、気になる方はリンク先を見てくださいね。
私は概ね上の半分くらいの分量(精油は1/4くらい)でお試しして、水羊羹の小さい型に5個分できました。リンク先の写真の感じだと、この半分くらいの大きさで使うのかなと思います。

使い方は、浴室の洗い場の片隅に置いて、シャワーのお湯がかかって溶けるに任せる、という感じです。
私は初めに少しお湯をかけて、あとは体を洗っている時のお湯がかかって溶けるにまかせてみました。ずっとシャワーを流しっぱなしというわけではないのでちょっと溶け残りましたが、浴槽に浸かっている時も浴室にいい香りが漂っていて、心地よいです。
香るだけでなく、Caliさんのように喉にスースー気持ちいいところまで感じたければ、オリジナルレシピの半分くらいは精油を入れるか、量を多めに持ち込む必要がありそうです。

シャワーメルツ

精油を入れているので、手で混ぜる時は手袋してくださいね!
使わない分は、一個ずつラップして保管します。

粉を固める作業、久しぶりにやって楽しかった。

香らせるだけならわざわざ固めなくても「盛り重曹」に精油でいいんじゃない?とか、ツッコミどころはいろいろある気もしますが、そこはバスボムだって、固めないで重曹とクエン酸混ぜたものをザーッと入れたらいいじゃんってのと同じで、クラフト的なことをやってみたい時もあるのです。
クエン酸入れないから
いい息抜きになりました。


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市販の化粧石けんと家庭用石けん [├ 用語・材料・化学っぽいこと]

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写真は同じメーカーの石けんシャンプーと台所用石けん
どちらもいわゆるカリ石けんで、石けん成分と水以外に添加物がないものです。

よく見ると、色が違うのがわかりますか?
台所用石けんの方が黄色いです。

実は匂いも違います。
石けんシャンプーやボディソープのような化粧石けんは無臭ですが、台所用石けんや洗濯石けんといった家庭用石けんはちょっと古い油のような匂いがあります。

色や匂いはおそらく原料由来と思われます。

体に使うことを前提とした化粧石けんは原料または石けん製造の過程でよく脱臭、脱色されているのです。
お値段が3倍くらい違いますが、それなりに手間がかかっているということですね。
(脂肪酸の組成も違うはずですが、今回の本筋ではないので触れません)

昔、前田京子さんが本の中で、材料が安心で安いという理由で市販の(今はもうない)菜種油100%のキッチンソープを体に使っちゃうと紹介していましたが、やってみて、こんな臭いもの使えない!! って諦めたことを、市販の液体石鹸を使うといつも思い出してしまうのです。

だから石けんを自作されない方にぷるぷる石けんやジェルソープをご紹介する際は、必ず化粧石けんを勧めます。私より匂いに敏感な方が不快な思いをされるのではと思うので。

自作の液体石けんの場合、食用の新品のオイルを使うので嫌な匂いはしませんが、オイル由来の色は避けにくいです。クロロフィルやカロテノイドなどの色素が残っていたり、微量成分が強アルカリで着色したりするためです。原料を選べば限りなく透明に近づけることもできるのですが、心地よく使えることがゴールなので、私自身はあまりこだわりません。こういう色になるんだねというのを楽しんでいる感じです。

とろとろ石けん
はじめの市販石けんは、とろみと色と香りをつけて、それぞれお風呂と台所に。
キッチンソープに ライムの香りをつけてしまうのは、ノスタルジーでしょうか。。。

とろみにはアルギン酸ナトリウムを使っています。
レシピはこちらから。
「リキッドソープにとろみをつけよう(動画)」
https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2018-07-27

アルギン酸ナトリウムはメーカーや型番によってとろみのつき方がかなり違うようなので、書いてあるるレシピを参考に、加減は調整くださいね

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