年末年始のごあいさつ [■手作り石けんな日々]
2018年の終わりと
2019年の始まりに
あっという間にまた新しい年を迎えようとしています。
この一年、お心を寄せてくださった皆様に感謝。
皆様の新しい年が明るく穏やかでありますように。
ゆりくまのことも変わらずよろしくお願いします。
2018年は本業の環境が大きく変わりハーブや石けんごとは控えざるを得ない状況で、それはしばらく継続する見込みです。2019年は本業関係の全くいい香りのしない資格試験にも取り組まねばなりません。。。涙目
お陰でネタがなくなってブログの更新もペースダウンしておりますが、趣味としての石けん作りや研究はゆっくりながらも続けています。また来年も新しい話題を提供できればいいなと思っております。
環境が変わると石けんに対する向き合い方も若干変わる、というか作り始めた頃の原点に帰った気持ちです。
作ることが目的ではなくてやっぱり使うことが第一。
自分のため、そして使いたいと言ってくれる人がいてくれるから作る。
楽しいけど、使い切れない在庫がたまっていくことはやっぱりちょっと心が痛い。
この先もずっと作り続けていくためのペースを計っている期間のような気がします。
一方で、講座をお待ちいただいている方には大変申し訳ありませんでした。
引き続き連続講座や準備量の多いものは難しい状態です。
中長期的に、カジュアルな形でやっていけることがあるかどうか、全体的な軽量化を考えていきたいと思っています。
今までのような講座の形では私自身が得たいもの(こと?)に近づけないという気持ちも少しあります。ご挨拶にそぐわないのでこれ以上は書きませんが、私がその時間に共有したいことや状態をもっと具体化できる形ってなんだろうと考えているところです。
そんなわけで、「引き続き」は引きこもりが続くという意味になってしまいますが、もっとペースを整えて楽しいことに時間を使えるように頑張っていきます。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
よいお年を♡
ゆりくま
※写真はストームグラス(天気管)の試作品です。
こちらももっとご紹介していければと思ってます!
横浜ソーパー会201811と雨がテーマの石けん [■手作り石けん記録]
幸せな時間からあっという間に2週間経ってしまった・・・
日差しの暖かな11月の日曜日、恒例の横浜ソーパー会でした。
いつもの気の置けない仲間と、会の趣もぐっとプライベート感を増してゆったりと、ほとんど脱線なくずっと石けんの話をしていたと思います。
そうあるべきだよね、そういう会だし(笑)
メインイベントの石けん研究会のお題は「雨」でした。
いつもお題が決まった段階で、例えば〜とか思いつき(言ってみるだけでやらないやつ)を出し合ったりするのですが、その中で「工業地域の雨水厳禁」になってしまったせいか綺麗な雨水出品もなく、香りとデザインで攻めるものが集まりました。
不慮の事態により出品不能になった作品もあり(写真に写っていません)、計7作品の工夫やこだわりポイントを共有しました。
ゆりくまのは2点、保険をかけたけど結局両方出品です。
(実は出先でこのブログ記事を書いているのですが、ノートを忘れてしまったためレシピ等は後ほどこっそり追記します)
ひとつめ
■□■ みずたま ■□■
写真はこの記事トップのもの
水分量の違いを利用するゴールトスワールの応用で、同じタネで水玉模様を。
ゴーストスワールのテクニックを初めて世に広めた(とわたしは思っている)AUNTIE CLARA’S Handcrafted Cosmetics のブログでみた作品を、ずっと作ってみたいと思っていたのです
こちら
https://auntieclaras.com/2014/08/intentional-crop-circles-water-discount-as-a-design-tool/
実はこれはスワールを発表する前の実験的な作品です。
お手本ほどくっきり素敵にはできなかったけど、わたし的には満足。
外側の水分が多い方のタネにトレースを出しすぎて障害物のある型にうまく流し込めず、ところどころ穴が開いてしまったのだけがちょっと後悔です。
しっとり湿ったフローラルな香り、を目指しましたが、パウダリーな石けんらしい香りになりました。
ふたつめ
■□■ 空と君のあいだに ■□■
雨が降ってる歌謡曲から、中島みゆきさんの名作をチョイス
ソラ石けん と キミ石けん を作り分けて、あいだに アメ石けんを挟むというダジャレ作品!
を目指していたのですが、ソラ石けんのアイデアが浮かばず、キミ石けんに青色をつけるだけになってしまったことが未だに悔やまれる一作です。
子犬もつけといたから見逃して。。。
雨石けんは、冷たい雨なのでメントール入りの透明石けん
上に乗っけた雲は雨石けんを一旦溶かしたものにクレイを混ぜてホイップしてモコモコを作りましたが、ねずみ色のベントナイトクレイしか手元になく、めっちゃ雨雲っぽく。。。
そして電動のホイッパーを持っていなくてミニ泡立て器でちまちま混ぜたのでそれなりに地獄のような作業でした。
キミ石けんは。。。 黄身石けんです。安易。
こちらは濡れた土と草の香りをイメージしました。
作りかけ写真
みずたま
ラップの芯を小さいカッターナイフで切るのは無謀ということを学びました
黄身石けん
卵黄2個入り
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アロエベラの石けん [■手作り石けん記録]
アロエベラのエキス入り石けん♪
自宅用
泡立ちレシピではないので控えめながら、とろとろの泡が長持ちしてきもちいい
濡らした石けんの肌と泡をいつまでもすべすべと触っていたい。
幸せ♪ ←変態
でも正直見た目とかどうでもいいんですよ。
泡泡すべすべ、さらにいい香りだったらそれで幸せ
ということで、いま虜のアロエベラ石けん 作成メモです
ひまわり油、コメ油、ココナッツ油、パーム油
けん化率 92%
アロエベラ汁 水分量の半分
ローズクレイ
EO/ ゼラニウム、ベルガモット、イランイランEX、フランキンセンス、ラベンダー、マジョラム、ローズabs.、パチュリ
コメ油のせいか5分トレースでさっさと型入れ、ジェル化
アロエベラでほんのりピンクなのですが、ローズクレイ部分のピンクに目が行くと全体が黄色く見えてしまう
アロエベラはまるっと一本買って、根元の厚いところの歯肉はシロップ漬け(食用)と化粧水用のジュースに、先の方の歯肉、皮と根元部分の剥いた皮をミキサーして濾過した汁をこの石けんに使っています
アロエの下処理の仕方はこちらをどうぞ。キダチアロエバージョンですが基本は同じです。
https://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20
左上)買ってきたアロエベラ、でっかいので3つに切って冷蔵庫に入れました。
その切り口が赤くなりました。石けんが赤くなるのもこの成分で、皮に含まれています
右上)皮と葉肉に水を加えてミキサーしたものを漉した汁を煮沸してアク取りしているところ
左下)ピンクの汁が取れました。使わなかった分は冷凍です。
切り口の感じを見ていると、赤い成分が出てくるにはちょっと時間がかかるようだったので、ミキサーしたものをすぐ漉さずにしばらくおけばよかったかなと思っています。
手触りサイコーなので、また作ろう
というか今後全ての石けんにアロエベラ入れてもいいや くらいの勢いで。
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